【簡単】転職するかどうかはこう決める 実際に使って良かった転職の判断基準を紹介

・今の仕事に不満があって転職するかどうかで迷っている

・転職活動をして内定が出たとき入社するかどうかの判断基準が欲しい

そんなことで悩んでいませんか。
転職で広がる可能性は喜ぶべきものですが、実際に選択肢が目の前に現れると。どれを選択するのが正しいか迷ってしまうのが普通です。贅沢な悩みとはいえ、悩むことにちがいありません。

僕は38歳で転職しましたが内定が出た後、最終的に入社するかどうかの判断については慎重に検討しました。その時に使っていた方法をここで紹介します。簡単な方法で使いやすいので気軽に使ってみて下さい。

自分なりの判断基準がはっきり分かるので、難しい判断でもスムーズに進められますよ。

判断の方法:検討する要素を挙げて、GoodとBadで評価&比較する

さっそく、私が実際に使った方法を紹介します。


   現在の会社       転職候補    
 会社の将来性      Bad     Good
  仕事内容      Bad     Good
   給与     Good     Bad
  人間関係     Good     Bad
   社風     Bad     Good

このような表を作って検討すべき要素を挙げて評価&比較する方法です。

ポイントは2つあって、1つは、検討すべき要素を優先順位が高い方から並べる事
もう1つは、評価をGoodとBadの2択にすることです。

転職活動は、今の会社に不満があるから始める訳ですが、その不満も複数あるのが通常で、どの不満を解消したいかについても、人によって優先順位が大きく違います。

そこで、自分が解消したい不満に優先順位をつけて、その順番が見た目で分かるように、上から順番に並べておくのです。

また、評価については点数にしても良いのですが、点数にすると差が付きにくいのと、要素間の比較が分かりづらくなるので、GoodとBadの2択で評価するようにしています。

人間は複数の要素を同時に評価するのが苦手です。
判断の材料はできるだけシンプルにした方が正確な判断ができます。

もっと複雑なフレームワークもありますが、これくらいシンプルな方が使いやすく実践的なので、僕はこれを使いました。

このような表を作ったら、全体を眺めます

Goodの数やBadの数を数えて点数をつけるのではなく、「自分はこの2つの会社をどう感じているのか」という自分の心の内を外から観察するのです。

すると、

「どうしてこの優先順位になったのか」
「他に検討すべき項目はないのか」
「どうしてこの項目にBadをつけたのか」
「BadがGoodになる可能性はなかったのか」

など、自分の判断の過程が客観視され、「どの項目に強い問題意識があり、これから改善しようとしたいと思っているか」がより鮮明に浮き上がってきます。

”絶対に譲れないのは何か”が見えてくる感じですね。

そうすると、最終的な結論が自然に見えてきます。

表の中身が更新されて判断も定まる

すごくシンプルな方法で驚いたかもしれません。
でも、実際にやってみると効果がはっきり分かります。

頭の中で比較するのと、書き出してそれを見ながら検討するのとでは、検討する際の客観性と正確性、判断の精度が全然違ってきます。

そして、深く検討していくと最初に作った表の内容が変わることもよくあります。
これは検討を重ねる内に、自分の気持ちがより正確に分かったり、情報が追加されることで判断が変わったりすることでおこるものですが、そのような過程を経た後で内容は固まってきます

そこまでくると、情報が増えたり、検討をさらに重ねたりしても、結論は変わらなくなってきますので、そうなれば自分なりの判断が固まってきたサインです。

頭の中も整理されて、それ以降は確信をもって判断ができるようになります。

まとめ

「転職活動を始めるかどうか」「内定が出た会社に入社するか」など、転職活動の中で求められる判断をどのように行うのがよいかについて解説しました。
悩みがある場合は、家族や転職エージェントに相談してアドバイスをもらうのがオススメです。

ただし最終的には、”自分の気持ち”を自分自身が正確に理解して判断しなければいけません。このここで紹介した方法も、「自分の気持ちを知る」ための一つの手段ですので、試しにつかってみてください。

転職活動で生まれる不安とその対処方法については、こちらの記事でまとめています。

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