【後悔しない転職】転職で後悔しないためにやってよかった3つのこと

「今の仕事を続けても先が見えている。へたをすると、クビを切られるかも」
「早く転職活動を始めて次のチャンスを見つけたい」

と思っているのに、

「転職先で後悔するのもイヤで、転職活動に踏み出せない」

そんな悩みはありませんか。

僕は38歳の時に転職を経験しましたが、ありがたいことに新しい職場に移ってから転職を後悔したことはほとんどありませんでした。

それは、転職活動中に次の3つのことを気をつけていたからだと考えています。
具体的には

1.給与、労働時間、残業時間、休暇、等の契約事項を具体的な数字で確認する

2.仕事内容について、「何を望んでいるか」を伝え、「何が求められているか」を確認する

3.中の人(転職先の職場の同僚)と会わせてもらい、職場の雰囲気を確認する

の3つです。

「転職するかどうか」を真剣に考えれば考えるほど、「あとで後悔したくない」という気持ちが強くなってきますよね。

この記事ではそんな悩みを抱いているあなたのために、転職を後悔しないために、僕が実際にやってみてよかったと思うことを厳選してお伝えします。

どれもほんの少し意識するだけで実践できることで、難しいものはありません。

転職をしようと考えているけど、後悔するのがイヤで前に進めないあなたの手助けになれればと思います。早速始めましょう。

転職を後悔しないためにやってよかった3つのこと

1.契約事項を具体的な数字で確認する

1つめは、契約事項を数字で確認することです。

「そんなの当たり前だろ!」と思われるかもしれませんが、採用してもらう立場になると、意外と曖昧にしてしまいがちになるのが数字の話し。

日本人の特性なのか、なぜか収入やステイタスのことって話しづらい雰囲気ありますよね。

とは言え、転職で後悔しないためには、給与、始業・終業時間、残業、休暇、と言った数字で分かる項目は絶対にこだわらなければいけません。

「お金のために転職するんじゃない」と言う人でも、ここがハッキリしていないと半年も経たないうちに後悔するようになりますよ。

なので、「消極的な性格で、質問が苦手」と言う人も、「ここがダメなら転職なんて意味ないんだ!」というくらいの気持ちを込めてしっかり確認するようにしましょう。

やり方は簡単で、面接の際に「質問はありますか」と振られるのでその時に質問するようにしましょう。
質問する項目は

・給与(ボーナスを含めた額面と手取り、支給日、支給方法)
・手当の有無
・始業・終業の時間
・残業時間
・休暇の日数
・退職の条件

などです。

ポイントは具体的に数字で回答してもらうこと。
給与など条件によって変動する項目もありますが、「前年の実績で構わないので」とお願いして数字で回答してもらいましょう

あと、いきなり面接の場で質問事項を思い出すのは難しいと思うので、メモにまとめておいて、それを見ながら質問するのがいいです。

僕も

「質問事項をまとめているので、見ながらでもいいですか?」

と断りを入れた上で、質問するようにしていました。
もちろん、回答もメモしながらです。

数字のことは聞きづらくもあるのですが、はっきりと分かるものなので事前に確認さえしておけばスッキリした気持ちで働くことができます。

「最初が大事!」と言い聞かせて確実におさえておきましょう。

2.仕事内容について、お互いの希望を理解する

2つめは、仕事内容をお互いに確認することです。

「自分がやりたい仕事」と「会社がやってもらいたい仕事」
「自分ができる仕事」と「会社ができるだろうと考えている仕事」

にギャップがあると本当にキツいです。

自分がやりたいこととは違う仕事を任されたり、
自分の能力以上の仕事を振られたり、

してしまうと仕事を上手くこなせなくて、モチベーションが落ちてしまい、自己嫌悪に陥ってしまいます。

場合によってはメンタルがやられてドロップアウトしてしまうことも珍しくありません。

「しっかりやらなければ」「期待に応えないと」と思って、必死にやればやるほど空回りして、どんどん疲弊して自信を失っていくんですよね。

こんな状況は、自分にとってはもちろん、会社にとってもつらいことです。

そこで、仕事内容の”やりたい仕事”と”任せたい仕事”のミスマッチが起きないように、自分がしたい仕事を具体的に伝えて、同時に、会社がやってもらいたい仕事を聞き出すようにして、お互いの認識を揃えるようにするのです。

たとえば、僕の場合なら、経理の仕事を自分一人で全部できるようになりたかったので、特定の仕事だけではなく部署の全ての仕事をローテーションできるようなスケジュールを組んでもらうようにお願いしていました。

そして、経理の実務は初めてなので、先輩にフォローしてもらう必要があることがあることも、セットで伝えていました。

「やりたいこと」と「できること」を事前に理解してもらうことで、自分への期待を程良くしぼませせるようにしたんですね。

これで、背伸びせずに仕事に入って行けたと思います。
中途採用だとどうしても期待値が上がってしまうので、先手を打っておくのが効果的です。

あと、会社側の希望も聞くんですが、これは募集要項だけでは分からないもう少し具体的な仕事の中身ですね。

たとえば、

・前任の○○さんがやっていた××の仕事をやってもらいたいのか
・現職でやっている仕事をそのままやればいいのか
・管理職としてリーダーシップを発揮してもらいたいのか
・将来の昇格も見込んで採用するのか

など

仕事の具体的な内容はもちろん、どれくらいの水準の仕事が期待されているかまで聞いておきたいところです。

あんまり期待値が高そうなら、「ここまではできるけど、これ以上は難しいです」と線引きして期待を引き下げるようにします。

内定がかかっているとむずかしかもしれませんが、正直に話すのがお互いのため。
そこは本音できちんと伝えることをオススメします。

3.転職前に職場の同僚に会わせてもらい、職場の雰囲気を確認する

3つめは、職場の”人”を事前に知ることです。

職場の雰囲気を作るのは、その会社の業界、社長の人柄、歴史、など色々ありますが、1番大事なのは、そこで働く”人”です。

”人”こそが職場の空気であり個性を作る源になります。

きっと経験があると思いますが、一緒に働く”人”とソリが合わないとメチャメチャ苦労します。

どんなにいい人でも、考え方や仕事のスタイル、言葉づかい、ファッションなどが違いすぎるとストレスが溜まりすぎて、仕事もまともにできません。

”陰キャ男子”と”ギャル”が付き合えるのは漫画やラノベの中だけ。
実社会では、”意識高い系”は”意識高い系”と、”陰キャ”は”陰キャ”と、”ヤンキー”は”ヤンキー”とつるむのが幸せです。

転職先で、”意識高い系”や”陰キャ”が”ヤンキー”とバッティングして不幸が訪れたりしないように、そこで働いている人達と会って話してみることで、職場がどんな雰囲気なのか、どんな感覚で働いているのかを確認します。

待遇や会社の知名度などで「ここに入りたい!」と思っても、働く場所が自分に合わなければ長く続きません。

むしろ、待遇や知名度がイマイチでも、自分に合う人達と一緒に働ければ、幸福度は大きく上がります。

それくらい、転職においては「職場の雰囲気と合う合わない」は重要な要素ですので、しっかりとチェックすることをオススメします。

まとめ

転職を後悔しないために気をつけるべき3つのポイントについて説明しました。

「自分の希望」と「会社の希望」の間にあるギャップを、できるだけ埋めておくことで、転職後の後悔がなくなることが分かってもらえたかと思います。

どれもそんなに難しいことではないので、ぜひやってみてください。

「とは言っても消極的な性格だしなー」「交渉とか苦手だし」という方は、転職エージェントにお願いする方法もあります。

転職エージェントも転職希望者の味方になってくれる存在ですので、こちらの利用も検討してみて下さい。

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