【転職の辛さ】転職で辛い気持ちが強くなった時に知っておいて欲しいこと

・転職活動が長びいてつらい

・転職活動がうまく行かず、自信がなくなった

転職活動がなかなうまく行かず、こんな気持ちを抱えてつらい時間を過ごしているかと思います。

このつらさは、転職先がきまることでしか解消されません。
それでも”転職活動でのつらい気持ち”を和らげることはできます。

ここでは、転職活動がうまく行かなくてつらくなったときの対処法を説明します。

対処療法的なものになりますが、それでも”つらい気持ち”を和らげることは、今後の転職活動を成功させるために大事なポイントです。

転職活動が停滞して気分が落ち込んでいる人は、ぜひ見ていって下さい。
きっと前向きな気持ちになれますよ。

転職がうまくいかない原因

最初に転職がうまくいかない原因をおさえておきましょう。
転職がうまく行かない原因は1つだけです。それは、

需要と供給が一致しない

からです。

もう少し詳しく説明すると、「企業が望む条件(需要)」と「求職者が望む条件(供給)」が一致しないからということになります。

こんなことを言うと、「自分が劣っているからダメなんだよな。はいはい、分かってますよ」と思われるかもしれませんが、ポイントはそこじゃないんです。

そうじゃなくて「転職の場には、自分だけではなく”相手がいる”」ということを忘れないで欲しいということです。

何が言いたいかというと、

転職が上手く行かない原因は、相手(企業)の都合によることも多い

ということで、

転職が上手く行かないから、自分がダメという訳では全然ない

ということです。

たとえば、20代で管理職経験があり語学も堪能で学歴も優秀、と言った超ハイスペックな人が転職しようとしても、

「うちの会社の文化に合わなそう…」
「オーバースペックでやってもらう仕事がない」
「うけいれる他の社員が気を使いそう」

など、表には出ない内部の事情で内定が出ないこともあります。

それ以外にも、「タイミングが少し遅くて先に決まった人がいた」「応募が殺到して想像以上の激戦だった」「条件が厳しすぎて該当する人が全くいない」など、こっちではどうしようもない企業側の理由で、転職が決まらないことは普通にあるのです。

なので、今内定が出ていないからと言って、自分を責めすぎないでください。

こっちとしては「知らんがな」という理由で、採用されないことが普通にある、という事実を知っていればOKです。

いまのつらい状況も、半分は企業側の事情によるものだと言うことを理解してもらえれば、気持ちも大きく変わってきます。

とは言え、「そんなこと分かってるし、転職が決まっていない現実を変えられないなら意味ない」と言う気持ちも、よくわかります。

ただ、これから先、転職を成功させる確率を上げるためには、メンタルがスゴく大事です。

転職活動はどうしても自分の周囲のことで精一杯になってしまい、うまくいかないと自分を責めるように気持ちが傾きます。

そんなとき、転職市場の仕組みをマクロな視点から見直すことで、転職が決まらないからと言って、「自分の能力や人柄が否定されているわけではない」と言うことを思いだせれば、自己否定と自信喪失のコンボで包まれた闇から抜け出すことができます。

転職を成功させるのに”自信”はマスト。
”自信”のパワーをなめちゃダメです。

自信を取り戻すことができれば、その後のパフォーマンスは必ず好転します。転職成功の確率も自然と上がっていきます。

この先の転職活動で自信を持続させるために、

「転職が決まらないのは、需要と供給が一致しないからで、自分ではどうにもならないことがある」

という転職市場の仕組みを覚えておいて下さい。

転職のつらさを和らげる方法

転職を成功させるためには、”動くこと”が何より大事ですが、つらい気持ちが強くなると自信をなくして、思うように行動できなくなってしまいます。

なので、これからの転職活動に向けて、その辛さを少しでも和らげることが大事。

先ほど「転職がうまくいかないのは、自分のせいだけじゃない」と説明しましたが、それを知っているだけではつらい気持ちを直接和らげるのは難しいので、具体的な手段も使って行きましょう。

休む

まずは休みましょう。

「つらい」と感じる時は、頭の中がごちゃごちゃになっています。アレもコレも気になって、すべてがダメに感じてしまう。これが「つらさ」を感じる原因です。

頭の中を整理するには休養が最高の薬。

ゆっくり休んで転職活動をしない、考えない、空白の時間を作って、頭の中を整えましょう。

「時間がムダになる」と思うかもしれませんが、大丈夫です。

休養も転職活動のうちですから、必要な”時間の投資”だと思って「気持ちが落ち着いたな」と思うまでしっかり休んで下さい。

話しを聞いてもらう

頭の中が整理されてきたら、不安に思っていることを人に聞いてもらいましょう。

「仕事がきまらない不安」「自分の選択が間違ったのかも」「能力不足を感じている」「貯金が減ってきていて生活が不安」など思っていることを話します。

頭で考えていることも、言葉で表出ししてみることで、より客観的に捉え直せるようになります。

「転職できない不安が大きいと思ってたけど、今の仕事の不満の方が全然大きいな」とか、

「能力不足を心配してたけど、本当は面接の受け答えの方に不安を感じてたのかも」など、

ホントの本音の部分が分かるので、頭の中がより整理されるようになるんです。

それに、「自分のつらさを知って、受け入れてくれる人がいる」と思えると、気持ちが強くなります。

自分を理解してくれる人、自分を応援してくれる人、の存在は心強く、転職活動の支えになってくれます。

そんな人達がいてくれることを再確認できれば、転職活動の再開にも大きなエネルギーを注ぐことができますよ。

ただ、話しを聞いてもらう相手は注意して選びましょう。

いくら仲がよくても、ネガティブな発言、考え方の人はNGです。

穏やか&ポジティブで、話しをしっかり聞いてくれる人を選んで下さい。

そんな人いないよ!という場合は、ノートアプリやメモ帳に書き出すだけでもOK。

自分のつらい気持ちを文字として表出しして、客観的に眺めてみることでも十分な効果があります。

転職に成功した人と話す

転職成功のイメージをリアルに思い描くことができると、転職活動を前向きに進めることができます。

そのためには、転職に成功した人と話してみるのがオススメ。

きっと同じ職場の同僚や先輩で転職した人が何人かいるはずです。

久しぶりでも、あまり面識がなくてもいいので、「転職活動しているのですが、その時の話しを聞かせてくれませんか」とお願いしてみましょう。
(仲の良い知り合いから頼んでもらうのもアリです)

その人は、転職の時に感じる不安な気持ちや悩みをよく理解していますから、快く答えてくれると思います。

そこで、転職に成功した時のエピソードなどを聞き出して、自分の活動の参考にしましょう。

成功エピソードって、テンション上がってモチベーションアップにすごくいいんですよね。

話しを聞かせてもらったら、「転職先が決まったらお礼をさせてください」と伝えて、これからも連絡をとれる関係になっておくといいですね。

人とのつながりは、転職後にも大きな財産になりますよ。

過去を振り返って成長を確認する

転職活動は自分を成長させてくれています。

転職を考える前よりも確実に前進していますので、そのことを確認して、自分の自信に変えましょう。

・キャリアの棚卸でまとめた実績:知識と経験、積み上がってます!

・職務経歴書・自己PR:自分のウリがはっきり分かります。最初に書いたことと比べれば天と地の差です

・面接のスキル:伝える内容だけでなく、伝え方も分かってきました。まだまだ伸びしろもありますよ

・志望した会社の数:チャレンジの歴史。やらなければ分からなかったこともたくさんあったはず

その他にも、転職活動で初めて知ったビジネスの知識や企業に関する情報、知り合えた人、など”やる前”と比べて手に入れたモノはたくさんあります。

それらは全て成長の証です。
自分が経験から手に入れたものは裏切りません。

自分が転職活動で手に入れたモノを振り返って、自分の自信にして下さい。

ここまでくれば、つらい気持ちはかなり軽くなるはずです。
新しい職場を目指して、転職活動を再開して下さい。

それでもやっぱり”つらい”よ、という場合は、転職エージェントを頼る

「それでもつらい気持ちは変わらない」という場合は、転職の戦略を練り直しましょう。
それも、人の力を借りながら。

どんな仕事でもそうですが、一人で立ち向かうのは不安なものです。
転職活動もチームで挑むことで、不安はちいさくできます。

転職エージェントは、転職のプロでありよきパートナーになってくれる存在ですからその力を頼ってみましょう。

転職エージェントを使っていない人は、まず登録してみてください。
今までとは違った転職活動の形が見えるハズです。

すでに依頼している方は、エージェントの変更の依頼、もしくは、他の転職エージェントに登録して、新しいエージェントと一緒にやりなおします。

どの転職エージェントを選ぶかについては、こちらの記事でまとめていますので、参考にしてみてください。

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まとめ

転職でつらい気持ちが強くなってきたら、まず自分を責めるのをやめてください。

転職の成功・失敗には自分以外の要素が強く働いていて、自分の力ではどうにもならないこともあります。

なので、自分を責めすぎず、自信を失わないようにしないと、転職の成功率が自然に下がってしまいます。

それを知った上で、つらさを和らげる方法を試してみましょう。

自分だけで解決しようとせず、人に頼ることがポイントです。
転職は個人戦のように見えて、実はチーム戦です。

たくさんの人の力を借りることで、今のつらさは克服できますよ。

それでもつらい気持ちが晴れないなら、転職活動の戦略を練り直しましょう。
転職エージェントの手を借りてもう1度1からやりなおすのも手です。
転職活動を新しい戦略で展開すれば、不安よりも希望が上回ってしてリフレッシュできます。

自信を取り戻したら、前向きに転職活動しましょう。
元気になったあなたを、新しい職場が待っていますよ。

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